PIC Kit3を使ってみた
PICkit3デバッグエクスプレス
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-03480/
実験用基板(PIC18F45K20−I/PT搭載)付き
PIC Kit3のみ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-03608/
PIC Kit3のみの方が安いけど、最初は実験用基板付きのPICkit3デバッグエクスプレスが楽しいと思います。
PCとUSBケーブルで接続してPICマイコンから6本の線を引き出してピンヘッダーをつけるだけでオンボードでPICの書き込みができるのですごく便利。
色々試してみてやっと動くようになりました。
開発環境は
http://www.microchip.com/pagehandler/en-us/family/mplabx/#downloads
こちらから
MPLAB® X IDE v1.41 と
MPLAB® XC8 Compiler v1.10 をダウンロード
http://www.microchip.com/stellent/idcplg?IdcService=SS_GET_PAGE&nodeId=1406&dDocName=en019469&part=SW007002
こちらから
MPLAB IDE v8.88 をダウンロード
XC8はマイクロチップ・テクノロジ社が2012年4月に提供開始した、8ビットPIC向けCコンパイラとのこと。
HI-TECH C (PICC/PICC18)の後継コンパイラでPIC10/PIC12/PIC16/PIC18に対応している。
PIC16までと比べてPIC18はプログラムメモリにバングがなくなってリニアになって使いやすいみたい。
PIC Kit3に付属のボードもPIC18F45K20でPIC18系。PIC18系にはUSBに直結できるPIC18F14K50−I/P
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03031/
もあって人気のようだ。170円と安いし。
PICの流れとしてはPIC10-PIC16までのアーキテクチャとC言語を意識してかなり使いやすくなったPIC18,DSP内蔵のdsPicとその技術を応用したPIC24(かなり高速・高機能)があるみたいだ。
PIC10には35円で買えるPIC10F200−I/Pもあるので、用途に応じて使い分けると良さそう。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02103/
PICの大体の流れはこの記事がわかりやすかった。
http://www.mal.jp/open/information/info_dspic_introduction.html
PICkit3デバッグエクスプレス付属の実験用基板の動かし方は以下の通りです。
PICkit3デバッグエクスプレス付属のCDの D:\Manuals\PICkit 3 Debug Express Lessons.zipにサンプルプログラムが入っています。
これをCドライブにコピーして解凍します。例 C:\project\pic\PICkit 3 Debug Express Lessons
適当なフォルダを作り(例 C:\project\pic\hello),C:\project\pic\PICkit 3 Debug Express Lessonsのフォルダから「01 Hello LED.c」をコピーして入れます。
1.まずMPLAB IDEを起動します。
2.「Project」-「Project wizard」をクリック
3.「次へ」をクリック
4.Deviceで「PIC18F45K20」を選択し「次へ」をクリック
5.「次へ」をクリック
6.Create New Project Fileで「Browse」をクリックして
「C:\project\pic\hello」のフォルダを選択して「ファイル名」に何か入れて(例 hello)「保存」をクリック
7.「次へ」をクリック
8.「01 Hello LED.c」を選択して「Add>>」をクリック
9.「次へ」をクリック
10.「完了」をクリック
11.「Project」-「Build」をクリック
********** Build successful! **********
と表示されるとOK。
PICkit3デバッグエクスプレス付属のデバッグ基板とPICkit3を接続し、PICkit3とPCをUSBで接続します。
1.「Programmer」-「select programmer」-「6.PICKIT 3」を選択。
2.「OK」をクリック
3.この時
PK3Err0045: You must connect to a target device to use PICkit
3.
とエラーが出るので、「Programmer」-「settings」をクリック
4.「Power」タブをクリックし「Power target circuit from PICkit3」にチェックを入れ「OK」をクリック
5.「OK」をクリック
6.「Programmer」-「program」をクリック
Programming...
Programming/Verify complete
と表示して、デバッグ基板の左端のLEDが一つだけ点灯すればOK
他のサンプルソースもヘッダーファイル(拡張子が.h)の最後に#endifが無いとか何か修正しないと動かないので注意。