赤外線センサーは自動ドアなど身近な所に使われていますが、この人感センサーの原理は250年ほど前に発見された焦電効果で、焦電気(しょうでんき)=パイロ電気あるいは、ピロ電気と呼ばれ、熱によって電気が発生することによります。 この物質は外部からの力、応力を加えても電気を発生します。その物質が電気石などの結晶です。
 参考(焦電気);結晶が分極して表面に電荷が現れる現象で、温度の変化により電荷の変化を電圧として検出。


http://www.maruzen-denki.co.jp/faq_topic/001_sensa_02.html

茨城県大子町や、常陸太田市水府では自宅近くの畑にイノシシが出没します。作物を食べてしまうので、
網や柵などで防ぎます。防御策の1つ、畑を電線で囲みイノシシが触れると感電させる方式をとっている農家をよく見かけます。電圧は5000ボルトから10000ボルトでイノシシの鼻が触れるとショックを与えて退散させるものだそうです。ただし、電流が少ないので人体には無害だそうです。
小さな疑問。電気はどこからとっているのかなと電線を探しましたがありません。正解は、電池式だそうです。短一電池を何本か使うのだそうです。

 イノシシによる農作物被害を減らそうと、島根県畜産試験場はこのほど、イノシシの習性を利用して侵入を防ぐ、高さ約45センチのさくを開発した。
 これまでのイノシシよけは電線を3段に張ったり、高い金網を張り巡らすなどしていたが、体毛に覆われたイノシシは鼻しか電気ショックを感じず、金網も、向こう側が見えるため高さ170センチでも飛び越えてしまい、かえって人が出入りしにくい欠点があった。
 そこで試験場は、イノシシを飼育して習性を研究。飛び越える前に必ず向こう側をのぞき込む習性を発見し、防護さくに利用した。
 高さ30センチの不透明の板を田畑に張り巡らし、電線を板の真ん中に1本、板の上約15センチの高さに1本張った。板の向こう側をのぞこうとしたイノシシの鼻先が電線に触れて電気が走るため、飛び越えるのをあきらめる仕組み。
 試験導入した同県六日市町の水田では8?9月の2カ月間一度も被害に遭わず、同町も効果の高さに驚いているという。

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  • 日本では狼はすでに絶滅したと考えられていますが、動物の遺伝子には狼が天敵であるという危険信号がまだ残っているといわれているとおり、ウルフピー対して警戒するため近づきません。
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忍返し(イノシシよけ)
2006年10月22日 | 思うこと

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鳥害・獣害こうして防ぐ 弱点をつく対策から、共存への環境づくりまで

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