ネットノートとか別名が欲しいよね。

更新されないブログの憂鬱 〜ユーザーの手元に新技術は届いているか?

ブログというのはホームページを定型的に表示するツールでしかない

 まさにその通りではある。ブログとは簡単に言えばサイトを簡単に更新できるツールである。先日久しぶりにFTPでサイトを更新したがブログと違ってあまりにも手間がかかるので面倒だった。いっそPHPのソースも同じようにブラウザでコーディングできればどんなに楽だろうと思った。
 あることを簡単に操作できるようにすればそれは新たな価値を持つ。
 楽天ヤフオクまぐまぐを見ればわかると思う。
 人は面倒なことはやらないものである。
 また、なぜそのツールを使うと利点があるのか、キラーアプリとも言うべき利点がなければ新技術を使う人は現れないだろう。
 新しい技術が出て、それに興味を持った人が使い出して、色々便利な使い方を見つけ使っているうちに他の大勢のユーザーが使い出すだろう。
 今はまだ、ブログは「これはすごい」という使い方が見つかっていない段階だと思う。つまりブログをやってなくても何も不自由しないからだ。
「メールがないと仕事にならない」という人はいても「ブログがないと仕事ができない」と言う人はまだいないと思う。
 しかし使ってみて面白いと思ったのはやはりブラウザさえあればいつでもどこでも使えるという所だ。まるでネットワーク上に置いた自分専用のノートのように思える。ブログなんて名前はやめてネットノートとかにすれば人に説明しやすい気がする。今後、どんな使い方が発明されて「ブログが無いと仕事にならない」というようになるのか楽しみである。